紅梅会が加入している、神奈川県知的障害施設団体連合会の能登半島地震被災地派遣に法人の代表として職員1名が参加しました。
令和6年10月27日(日)から11月2日(土)の間、被災者・被災地の支援活動を行いました。
石川県輪島市での派遣活動に関しては、青年海外協力協会のベースキャンプを拠点とし、仮設住宅の見回り、訪問活動を中心に実施いたしました。
実際に訪問活動の中で多く聞かれたのが、①震災により失業した事による不安、②家が全壊や半壊となり金銭的な不安、③家族や友人を亡くなった事による喪失感、④災害時の恐怖経験によるトラウマ、⑤避難所や仮設住宅といった生活環境の大きな変化による不安の5点が特に多く話されていました。
訪問を行った中で生活における意欲が低下されている方も多く見受けられていました。このような状況に対して、訪問活動の中で「会話をするだけで、気持ちが少し楽になった。」と仰って頂けた事もあり、人と人が交流できる安心感を再確認致しました。
施設の設備や備蓄品の充実は勿論重要ですが、地域との関りを今以上に強めていき、相互扶助のコミュニティにおける中心的な施設へと、目指していく事が、地域においても、施設を利用されている利用者の方達においても、重要な視点ではないかと感じました。
今後も私たち紅梅会は、地域貢献活動に参加して参ります。